猪革とは

私たちが扱う猪革の特徴

①風合い

野山を駆け回って生きた猪たち。私たちが知る由のないその一頭一頭の生き様が、傷や模様という形であらわれます。市販品の革では味わえない、「野性的」とも言える独特な魅力があります。

 

②耐水性・耐摩耗性

猪革には他の革に比べて「水のシミや引っかき傷などが付きにくい」という特性があり、アウトドアでの使用に向いています。

 

③手触りの良さ

Nogakeで使用する猪革は、タンニンを使った高品質な鞣し(なめし)工程を経て生産されています。その分コストはかかりますが、風合いを残しつつ、大変手触りの良い柔らかさに仕上がっています。

 

お手入れ

猪革は他の革に比べて扱いやすい革ですが、いくつか注意点がございます。

●ヌメ革(タンニン鞣し革の総称)のため魅力的な風合いがありますが、ピカピカにコーティングされた革に比べて水や汚れを吸いやすく、アウトドアでのご使用前には指定の防水スプレーをお使いください。

●革用クリームには相性があります。必ず目立ちにくいところで試してからお使いください。

●1番のメンテナンスは、革をよく触ってあげることです。使い込むほど手の脂が馴染み、光沢が出てきます。

猪革生産『CAZADOR(カサドール)』


県内初となる猪革生産を開始

これまで使われることなく捨てられていた皮にも命を宿したい。鳥取県内で捕獲された猪が美味しい肉と美しい革になるように解体場と連携し、生産を実現しました。

カサドールの取り組み

猪革を作ることで、命を無駄なく使うとともに、農作物被害や廃棄ごみを減らすこともできます。また革を作るだけでなく、狩猟から環境保全の役割についてまでを伝えていく活動を行っています。

カサドールFacebookページ